数多くの機種が発売されているワインセラー。購入の際にどの機種を選べば良いのか、ワインセラーの使用用途を基準に検討してみます。
弊社取扱いのワインセラーも含め、一般的にどの機種もワインの保管に最低限必要な「温度管理」「湿度管理」「防振」「対紫外線」の各機能を備えていますが、使用用途を基準とすると大きく「長期熟成」に対応しているかどうかという点で分類できます。
日常的に飲むデイリーワインの保管用途か、長期的にワインを保管し熟成用途で使用するどうかが、ワインセラーを用途で選ぶ際のポイントになります。
ワインセラーの「用途」で選ぶ
日常的に楽しむデイリーワイン保管用
長期熟成用途を考えず、日本の暑い夏の時期などの温度変化による劣化から守ることを主な目的とするならば、ヒーター機能を省略したワインセラーが適しています。
ヒーター機能が無いタイプはワインクーラーと呼ばれることもあります。長期熟成用のヒーター付きのタイプと比較してお求めやすい価格も特徴の一つです。
ワインの所有本数が多くなく、ヒーター機能が必要な寒冷地にお住まいで無い方が、購入してから比較的すぐ飲むワインを保管するには、ヒーター機能無しのワインセラーが最適な選択肢といえます。
デイリーワイン保管用ワインセラーはこんな方におすすめ
- 購入したワインはだいたい1年以内には飲む
- 設置する部屋の温度が1年通してワインセラーの設定湿度以下にならない
- ワインのストックが少ない
育てて楽しむ長期熟成保管用
長期熟成保管用とデイリーワイン用との大きな違いはヒーター機能の有無です。
冷却機能と合わせて、ヒーター機能を搭載することにより、ワインセラー内の温度を一定に保つことができるため、ワインセラーの設置環境の気温に関わらず、一年を通じてよりワインの保管に適した環境を実現できます。
デイリーワイン保管用ワインセラーと異なり、購入したワインを長い間熟成して、最適な飲み頃になった時に開栓するなどの楽しみ方も可能です。
なお、デイリーワイン保管用と比較して大型機種が多く、ワインセラー内の温度が上昇した際のアラート機能や鍵付き扉、ドア解放時の警告灯など付加機能が付いた機種もあります。
長期熟成保管用ワインセラーはこんな方におすすめ
- ワインを熟成させて飲みたい
- 高級なワインをストックしている
- ワインの所有本数が多い
- 寒冷地で使用するためヒーター機能が必要
IDEX取り扱いおすすめワインセラー
デイリーワイン保管用おすすめワインセラー
STYLECREA(スタイルクレア)SC-52
ワインセラーデビューにおすすめの1台
18本収納タイプのペルチェ冷却方式ワインセラー。2基の冷却ユニット搭載で暑い時期も安心の冷却能力を備えています。
気温が低くなり過ぎない環境でのご使用であれば、1~2年程度の短期的な熟成保管用にもご使用いただけます。
他機種と比較してお求めやすい価格でワインセラーを初めてご購入する方に特におすすめです。
取扱いデイリーワイン保存用ワインセラー一覧
長期保管用おすすめワインセラー
ArteVino(アルテビノ)OM03
本場フランス製の老舗メーカー大型ワインセラー
最大収納本数182本の大容量。長期熟成に特化してフランスの職人が作りあげたこだわりの1台。
ワインを多く保有する個人の方や品質管理が重要な飲食店や酒店でも、安心してご使用いただけます。
取扱い長期熟成保管用ワインセラー一覧
- ArteVino(アルテビノ)OPシリーズ 標準扉(OP02-TB,OP04-TB) 62~98本収納
- ArteVino(アルテビノ)OVPシリーズ ガラス扉(OVP02,OVP05) 74~98本収納
- ArteVino(アルテビノ)OMシリーズ ガラス扉(OM03-TB,OM09-TB) 122~182本収納
- ArteVino(アルテビノ)OVMシリーズ ガラス扉(OVM03,OVM10) 141~182本収納
- ArteVino(アルテビノ)OGシリーズ 標準扉(OG04-TB,OG13-TB) 170~230本収納納
- ArteVino(アルテビノ)OVGシリーズ ガラス扉(OVG04,OVG13) 170~230本収納
まとめ
デイリーワイン用および長期保管用どちらも、ワインセラーの基本的な機能は備えております。
ヒーター機能が無いデイリーワイン用は、収納本数が50本程度まででの小型~中型ワインセラーに多く、一般的に本体価格がリーズナブルなのが特徴です。
また、反対に長期熟成保管用は、収納本数50本以上から最大約300本までの中型から大型のワインセラーに多く、本体価格も高くなります。
デイリーワイン保管用か長期熟成保管用か、使用用途や必要な収納本数と予算に合わせてワインセラーをお選びください。